就活に自己分析は必要ないけど自分を振り返るってのは良いことだよ

 

就活に自己分析は必要か?

僕が就活していた当時(2015卒なので2014年頃)から「自己分析が大事」とネットやら本やらに書かれていた。おそらくもっと前から言われ続けていることだろう。

しかし、就活において自己分析は不要である。

自己分析とは、結局のところ内定を得るためのものである。

エントリーシートや面接で自分を魅力的に見せるために今までの経験を洗い出す、そしてちょっと盛る。そのためのものだ。

なので自己分析というフェーズは必要なく、エントリーシートや面接をうまく乗り切るために色々考えるだけで良いのだ。

 

が、自分を振り返るというのは悪くない。

 

就活に自己分析は不要だけど、自分の人生を振り返るってのはなかなか面白い。

就活でもないと自分の人生振り返ることってあまり無いので世の就活生にはこれを機に振り返ってみてほしい。

長所・短所を見つけるためではなく、自分の趣味嗜好や考えの変遷を振り返ってみると意外と面白い。

 

 こんな音楽聴いてたな

 こんな本読んでたな

 この人好きだったな/嫌いだったな

 謎にこのアプリにハマったな

 

などなど

 

余談だが、僕の友達は自己分析と称して歴代の彼女のどこが好きでどこが嫌いだったかを紙に長々と書いていた。それをその時の彼女に見つかり少し面倒くさいことになっていた。モテ男ファ○ク。

 

振り返りには本屋に行こう

そんな自分の振り返りだが、大きめの本屋に足を運んでみることをおすすめする。

大きめの本屋もしくはブックオフで全てのフロアを回ってみてほしい。

部屋でじっと考えても色々思い出すだろうけど、どうしても思い出せない記憶ってのは必ず存在する。今の時代ネットで調べれば何でも出てくるけど、そのためのキーワードが出てこないとどうしようもない。そのキーワードを探しに本屋へ行くのだ。

昔読んでた本や、映画や歌に登場するワードがフッとタイトルにあると、そういえば昔読んだあの本面白かったし好きだったなーと思い出したりできる。

著者名から昔好きだったあの子を思い出して泣きそうになったりもする。

また、普段読まない興味のないジャンルの棚も眺めてみると意外と興味をそそられる本が出てくる。

 

自分探しの旅をするなら海外も良いけど本屋も良いよ

上述の通り、本屋で色々見ると自分の好きだったものや今気になるものが山ほど出てくる。

一人で考えても思い出せないものや思いつかない興味を引き出すトリガーが山ほどある。

過去の自分と今の自分、両方を知ることができる。

よく「自分探しの旅」なんて言うが、海外行ったり国内周ったりするよりも本屋の方が手軽に行けてお金もかからないのでまずは本屋をおすすめする。

 

偉そうに書いたけど

現在無職(2ヶ月目)である。

自己分析無しの就活で入った会社を2年10ヶ月ほど勤めて辞めました。自己分析しなかったせいではないし、入社したことも辞めたことも後悔はしていない。

次は何をするか考え中。

仕事辞めて時間があったので本屋に行って色々見てたら小学生のときに読んでた本を思い出したり、意外と興味をそそられる本があったりして面白かったので書いてみた次第。

 

 

自分探しと楽しさについて (集英社新書)
 

 

森博嗣先生、こんな本も書いていたのか・・・